新宿ホスト風コスプレライターの
古谷経衡がSAPIOで連載していた
『女政治家の通信簿』が小学館新書として
刊行されたようです。
本当に恥ずかしい話です。
以前にも当ブログで散々批判しましたけど、
これ、常識ある人ならタイトル見ただけで
「男尊女卑だ」と思うでしょう。
だって、『男政治家の通信簿』なんて記事は
成立するはずがないわけですから。
女だてらに政治家なんぞやってる輩の
品定めをしてやろうじゃないかという、
実に野蛮な精神がにじみ出ています。
そんなもんを新書化する編集部も
どうかしてると思うのですが、
それを宣伝する古谷の文章を
NEWSポストセブンが載せていて、
これがまたひどい、ひどすぎる!
「不倫騒動抜きでも山尾志桜里を評価できぬ理由」
というタイトルで、冒頭いきなり古谷はこう書くのです。
「山尾志桜里が何を主張しており、またどういった
政治的世界観を有しているのか、
いくら山尾の言動を追っても、私にはよく分からない」
そりゃ、あんたの頭が悪すぎるから
わからないだけでしょうが!
いま山尾氏が特に強く主張していることは
「立憲的改憲で権力を縛る」です。
ゴー宣の読者、ゴー宣道場の参加者、
みんなわかってて、応援してますよ。
でも頭の悪いツネヒラちゃんには、
「立憲的改憲」なんて言われても、
なんのことだかわからない!
ただそれだけのことでしょうよ。
「保育園落ちた日本死ね」のブログについて、
「ただの匿名のレスがここまでの展開を見せた背景は、
山尾が美人代議士だったからである」
と書いているのに至っては、
その薄っぺらさに絶句してしまいました。
じゃあ山尾氏が取り上げさえすれば、
誰のどんなブログでも注目を浴びたわけ?
違うでしょう。
そのブログの中身があまりにも真に迫っていて、
読んだ人の心を打ったからでしょうが。
ツネヒラは「保育園落ちた日本死ね」を
「匿名の誰かが書き殴った三行詩もどき」
とまで酷評しているけれども、それはあんたが
単に頭が悪すぎるだけじゃなく、
文章の読解力もなく、
文章からにじむ筆者の心情を汲み取る
感受性も、一切欠如しているからでしょうが!
匿名でも、ものすごい文章はある。
「古谷経衡」と名を記していても、
クソ以下の文章もある。
それだけのことです。
結局、古谷のこの記事は、
「何を言いたいかと言えば、山尾は不倫疑惑を
まったく抜きとして、政治家として
評価できないということだ。」
とかえらそーに書いていながら、その理由はというと、
「山尾が何を主張しているのかわからない」
(実は、古谷が理解できないだけ)
「匿名のブログなんか利用した」
(実は、古谷がその重要性を理解できないだけ)
と、これだけなのだから、
馬鹿丸出しです。
批判にもなっていない。
単なる誹謗中傷です。
しかも最後には、先の選挙で山尾氏が当選したのは、
選挙民が彼女の再起を願ったからではなく
「労組の組織票のせい」だと、何の裏付けもない
憶測で侮辱して締めくくる始末です。
ほとんどネトウヨと変わらない、
頭を使って書いた様子が皆無の、駄文中の駄文。
駄文ここに極まれりです。
よくこんなものを、「文筆家」なんて名乗って、
名前を出して書けるものだと思います。
全く無能で下劣なライターのくせに、
女性の政治家がいるおかげで
その悪口を書いて
『女政治家の通信簿』
なんて本を出すという、
寄生虫みたいな商売ができるんだから、
あんたくらい女性政治家に感謝しなきゃ
ならない存在はないんだよ、ツネヒラちゃん!
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